初めての試みとして、店内の電気を消しキャンドルの灯りのみの営業をした。
20時スタート時点で客席はすでに一杯。詩音屋まさ、ゆうた、やっさん
そして、“書と似顔絵書き”の三四郎も駆けつけてくれた。
キャンドルの淡い炎がゆれるなか、ゆっくりと詩音屋まさの澄んだアコース
ティックの音色が店内に染み渡っていく。
イマジンさんのフライヤーにはこう書かれている。
゛暗いところでなければ見えないものがある
静かなところでなければ聞こえない音がある” と・・・
はるか遠い昔、人々は朝日がのぼって動きだし太陽が沈んで眠りにつき
自然と共生していた時代があった。いつのころからかより便利で快適さを
追求しはじめて人間がおかしくなってきた。他人と比較することから
不幸とか幸福とかの観念も芽生えてきた。他人と競争して勝つことが
善であると錯覚するようになった。
やっさんのディジュリドゥの生音はそんな不遜な人間社会に警鐘を
与えているようだった。カリンバの音は心を解き放ってくれ、口琴の響きは
地球の鼓動を共有してくれた。
そして、゛天才少年 ゆうた”は、7歳になった今、これらの楽器を誰に教わる
わけでもなく自然にあやつり大人を驚かしてくれた。店内においてある
パーカッション(コンガ)にも興味をしめしギターの曲を数秒聴いて、すぐ
即興で叩いていく。(まだ小さいのでイスの上に立って両手で)
ジャンベやタブラも叩くらしいがコンガははじめて叩くみたいである。
3曲、4曲と楽曲が変わっても即座に対応してリズムを変えて力強く叩き
続けてくれた。
そして、3時間に及ぶライブが終わった・・・・・・
この夜一緒にこの時間と空間を共有してくれた皆様に感謝します。
そして又、いつの日か “天才少年ゆうた”のライブができることを楽しみに。